タイムアウトマーケット・ドバイ店 オープンに向けた動き
世界各地に展開している高級フードコート「タイムアウトマーケット」のドバイ店が、予定通り2021年前半のオープンに向けて着々と準備が進められております。タイムアウトは、英国の雑誌社として世界中に読者を有していますが、2014年のリスボン店を皮切りに、ニューヨーク、ボストンなど世界各地で「街の魂」を体現する場所として高級フードコート事業を展開しており、ドバイ店はタイムアウトマーケットの第7号店となります。ドバイのダウンタウンの中心であるスーク・アル・バハルにおいて、約4,000平方メートルの壮大な空間を占めるドバイ店は、中東におけるタイムアウトマーケット第1号店であるだけでなく、コロナ禍においてオープンする第1号店ともなり、ドバイの飲食産業がコロナの状況下でも如何に盤石かを、世界にアピールすることとなります。
また、タイムアウトマーケット・ドバイに入店予定の17店舗のうち、アジアレストランは5店舗あり、そのうち1店舗はReif Japanese Kushiyakiという日本料理レストランです。同レストランはドバイで大人気を博している日本料理レストランZUMAの元シェフであるReif Othman氏が手掛けるも日本食レストランで、串焼きに加えてラーメンや寿司なども提供される予定です。ドバイでは近年日本料理の人気が劇的に向上しており、今回タイムアウトマーケット・ドバイのラインナップに日本レストランが選ばれたことも、それを強く示唆しているといえます。
なお、タイムアウトマーケットは、高級フードコートとしての側面のみならず、先述のとおり「街の魂」の体現場所としての側面も有しており、その都市の魅力をふんだんに伝える様々な趣向が凝らされます。例えば他国の例では、巨大スクリーンで街の紹介やイベント情報が見られたり、タイムアウト作成の観光ガイドブックを無料で配布したり、観光産業を盛り上げる多くの工夫がなされています。ドバイ店においても、コロナに負けない飲食・観光の大都市ドバイの魅力がどのように詰まっているのか、オープンに期待が高まるとともに、日本食の人気も相まって、同地における日本企業のビジネスチャンスが今後さらに高まることも期待されます。
ksnコーポレーションでは、ドバイ政府機関との提携関係の下、UAEや中東市場における各種規制の調査から参入戦略の立案、現地パートナー候補のご紹介、展示会出展のサポートといったご支援をさせて頂いております。UAEへの進出や販路開拓にご関心をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。
(参照元:Home – Time Out Market Dubai)