中東初!ミシュランガイド・ドバイの発表
2022年6月21日、中東で初となる美食ガイド「ミシュランガイド・ドバイ 2022」を発表しました。人口の8割以上が世界各国からの外国人からなるドバイは国際色豊かな食を提供するレストランが集まっており、21日に発表された「ミシュランガイド・ドバイ」には21か国のキュイジーヌ、計69店舗のレストランが掲載されており、そのうち、11店舗が星を獲得しました。
ミシュラン2つ星を獲得したのは、ブルガリリゾートドバイにある高級モダンイタリア料理店 “Il Ristorante – Niko Romito” と、パーム・ジュメイラにあるフランス料理をベースとした “Stay by Yannick Alleno” の2店舗。ミシュラン1つ星を獲得した9つのレストランには、薪で焼いた料理を提供する“11 Woodfire”や中国料理店“Hakkasan”、ポルトガル料理の“Tasca by José Avillez”や日本料理店“Höseki”が掲載されています。
ミシュランガイドのインターナショナル・ディレクターであるグウェンダル・プーレネック氏は、「(ドバイでは)食文化が急激に向上しており、地元出身の人材が経営する個人経営のレストランが増えています。非常に多様性のある食文化を持っており、これからもっと増えていくでしょう」と述べ、ミシュランガイドの発表により、「美食のホットスポットしてドバイの真の可能性と活気を明らかにできたことを誇りに思う」と述べました。
ミシュランガイド・ドバイでは、14店舗がビブグルマン(単価平均250Dh(約9,000円)のコストパフォーマンスに優れたレストラン)に選ばれました。西洋料理やアジア料理が多く選ばれる中、中東料理ではレバノン料理の “Bait Maryam” やアラビア料理の “Al Khayma” がビブグルマンを受賞しています。また、「食品廃棄物ゼロ」を目指した工夫料理を提供しているレストラン“Lowe”は、そのサステナブル(持続可能)な取り組みが評価され、ドバイ唯一となるミシュラン・グリーン・スターを獲得しました。
ドバイは毎年約16万人の観光客が訪れる世界でもトップに入る観光地です。ミシュランガイドの発行により、世界の美食家にとって、ドバイはより魅力度が増すと考えられます。これを機に、ミシュランガイド・ドバイを片手にドバイを訪れてみるのはいかがでしょうか?
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参照記事:https://edition.cnn.com/travel/article/michelin-guide-dubai-spc-intl/index.html