世界最大の観覧車がドバイで完成 観光客のさらなる誘致を促進
2021年10月21日、UAEではムハンマド生誕祭による祝日を祝う中、ドバイはもう一つの祝い事で盛り上がっていました。「アイン・ドバイ」、アラビア語で「ドバイ・アイ(ドバイの目)」という名の世界最大の観覧車のオープンの日です。オープンの正午およびその夜は、ジュメイラ・ビーチと呼ばれる観覧車周りのビーチに多くの人々が押し寄せており、花火を含む様々な催し物が開かれました。アイン・ドバイは高さ250mということで、それまでの世界最大の観覧車であった米国ラスベガスの「ハイ・ローラー」の167.6mを大きく上回る高さです。ちなみに同じアイという名前の付く有名な「ロンドン・アイ」は135m、日本最大の観覧車は大阪にある「OSAKA WHEEL」で高さ123mです。
筆者も実際に乗ってみました。コロナ対策の一環もあるのか、各ブースはかなり余裕を持った収容人数となっており、大体人ブース8人前後で運用されていました。
一周38分間となかなか長い時間で、ドバイの街並み及びビーチ、海がきれいに見渡せます。
また、最後の10分程度は、同観覧車の運営会社Meraasの親会社であるDUBAI HOLDINGのロゴとマクトゥーム・ドバイ首長の絵が砂地に大々的に書かれたものが見られます。
アイン・ドバイはコロナの影響でオープンが2年遅れましたが、ドバイ万博の開催につづき、無事にスタートしました。上述の通り、オープン日は地元民や観光客で非常ににぎわっており、コロナを忘れさせるほどの盛り上がりを見せておりました。今後もドバイのインバウンド復活に向けた取り組みは続くと思われ、観光分野においてもドバイには大きなビジネスチャンスがあると考えられます。
ksnコーポレーションでは、ドバイ政府機関との提携関係の下、UAEや中東市場における各種規制の調査から参入戦略の立案、現地パートナー候補のご紹介、展示会出展のサポートといったご支援をさせて頂いております。UAEや中東地域への進出や販路開拓にご関心をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。