ドバイでプレゼンスを高める中国
Arrayドバイ国際空港は中国最大のデジタル決済プラットフォームAlipayを導入しています。
2016年にUAEを訪れる中国人の観光ビザ要件が緩和されたこともあり、2018年には前年比106%の数字となる350万人の中国人がドバイ国際空港を利用しました。
副社長のEugen Barryは2030年には同空港の利用客のおよそ1/4が中国人になるだろうという見込みを立てています。
そのような状況のなかドバイ国際空港は中国人観光客の満足度をより高めるために「China Ready」と呼ばれる施策を導入しており、Alipayの導入も同施策の一環であると地元紙GULF NEWSは述べています。
2018年7月23日の当社記事(中国の習近平国家主席がUAEを訪問~さらに強化されるUAEと中国の関係)の通りUAE最大のディベロッパーEMAAR社がドバイ・クリーク・ハーバーに中東最大のチャイナタウン建設を発表するなど、中国との良好な関係構築を推進するムードが年々高まっているなか、2019年の春節には、ドバイ市内において、下記の催しが行われています。
このように各人気観光地で春節を祝う催しが開催され、常に新しい施策やビジネスを求めている現地政府や企業の姿勢を見るに、日本企業にとってのチャンスもいたるところにあると言えるのではないでしょうか。
ksnコーポレーションでは、ドバイ政府機関との提携関係の下、UAEやアブダビ政府にも幅広いネットワークを持ち、UAE・中東市場における各種規制の調査から参入戦略の立案、現地パートナー候補のご紹介、政府に対する働きかけのサポートといったご支援をさせて頂いております。
UAEへの進出や販路開拓にご関心をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問合せください。